アロマの癒し効果を体感!心も身体も癒される精油の香り10選とおすすめグッズ5選のご紹介
癒しグッズとして人気の高いアロマですが、本当に効果はあるのでしょうか?今回はアロマ初心者におすすめの精油(エッセンシャルオイル)10選とアロマの楽しみ方やアロマグッズ、また精油を使用する時の注意点などをご紹介します。
2018年02月21日更新
記事の目次
[1]なぜアロマの香りは癒されるの?
精油(エッセンシャルオイル)とは?
精油(エッセンシャルオイル)とは、アロマテラピーに用いられるオイルのことです。100%植物由来の香料を原料とし、、植物の花や葉、茎などの香り成分を抽出してできたものです。
他にも、100%植物由来ではない精油もあるので、オイルを選ぶ際にはしっかり確認しましょう。
精油(エッセンシャルオイル)の癒しの仕組み
なぜ精油(エッセンシャルオイル)には癒しの効果があるのでしょうか。それは、アロマの香りが嗅覚を通じて私たちの脳を刺激するからです。
脳の香りを感じ取る部分「視床下部」とホルモンバランスのコントロールを行う部分「視床下部」は、同じなので、香りが視床下部にダイレクトに刺激を与えることで、身体に作用していくのです。
そのため、ストレスで自律神経が乱れていたり、免疫力が低下していたり、ホルモンバランスが崩れていたりすると、その部分にアロマの香りが直接作用するので、癒し効果につながるのです。
[2]香りで癒される!おすすめ精油(エッセンシャルオイル)の香り10選
フローラル系
・ラベンダー
アロマ初心者におすすめのオイルが、お馴染のラベンダーです。さわやかでフローラルな香りは、癒しの効果が抜群です。頭痛や筋肉痛、生理痛を和らげ、目の疲れや片こり、ニキビケアにも効果があります。
・ゼラニウム
ハーブ系の香りとローズのようなフローラルな香りが特徴のゼラニウムです。リラックス効果やデトックス効果があり、むくみや肥満、生理痛を解消し、しみやしわの改善にも効果があります。
・カモミール・ローマン
青リンゴのような爽やかで甘い香りは、心を落ち着かせてリラックスさせてくれます。頭痛や腹痛などの痛みを緩和し、じんましん、アトピーなどの肌ケアにも効果があります。
・ネロリ
オレンジの甘さと苦味を持つ、ビターオレンジの花の香りのネロリです。日々のストレスや疲労など、疲れた心に優しく働きかけてリラックスし、体調不良の改善も期待できます。また、シミやそばかすなど肌トラブルにも新陳代謝を促進して、改善してくれます。
オリエンタル系
・イランイラン
官能的でロマンティックな、甘く濃厚な香りです。ストレスを感じていたり、不安を感じている時にはイランイランの香りを嗅ぐことで落ち着き、気持ちを前向きにすることができます。
乾燥肌ケアなどのスキンケアにも向いており、頭皮の改善にも効果があります。しかし、気持ちを高揚させるため就寝前には不向きです。
・サンダルウッド
ウッディー系の深く甘い香りで、日本では白檀と呼ばれる香木から採取します。心を落ち着かせて、思いを巡らせたい時に使いたい香りで、呼吸器系や泌尿器系の改善にも効果があります。
また、サンダルウッドには肌を柔らかくする作用もあるので、潤いを与えることも期待できます。
柑橘系
・オレンジ・スイート
オレンジの果実をそのまま凝縮したような、甘く爽やかな香りのオレンジ・スイートです。柑橘系アロマの代表とも言える香りで、ぐっすり眠りたい時や、気分を変えたい時、明るくしたい時におすすめです。
体内の老廃物を排出する効果もあり、肌を整えたい時にも効果があります。また、下痢や便秘など食欲がないよきに、このオレンジ・スイートの香りを嗅ぐと、不調が緩和されます。
樹脂系
・フランキンセンス
かすかに香る、レモンの済んだ香りのフランキンセンスです。古代エジプトでは、神様に捧げていたというほどの神聖な香りで、心を落ち着かせたい時におすすめです。
とても爽やかな香りで、喘息や気管支炎の改善、またシワ・たるみ、乾燥肌の改善にも効果があります。
樹木系
・プチグレン
柑橘系の爽やかな香りのプチグレンです。ビターオレンジの葉と枝から採れるオイルで、木の香りとフローラルな甘さが特徴です。
気分を変えたい時、落ち着きたい時に最適です。ストレスによる身体の不調やアレルギーによる咳や喘息を緩和する働きもあります。ニキビ跡や傷跡も改善する効果があります。
・ユーカリ
刺激の強い香りのユーカリです。頭をすっきりとさせてくれる働きがあるので、車の運転を行う時にオススメの香りです。殺菌作用や抗炎症作用があるので、鼻づまりやのどの炎症を抑える効果が期待できます。
[3]より癒し効果を得るために!精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしてみよう
精油の原料となる植物の花や葉には、香り成分が50~100種類ほど含まれています。1種類の精油を使用するだけでも多くの効果が期待できますが、ブレンドすることでより効果を得ることができます。また、香りを長く楽しむことができます。
リラックスしたい時のアロマブレンド
< ラベンダー×オレンジ・スイート >
ラベンダーのフローラルで優しい香りと、甘く爽やかなオレンジ・スイートの香りをブレンドされたものです。考えごとをして、なかなか寝付けない時におすすめです。
ストレス解消したい時のアロマブレンド
< ベルガモット×ラベンダー×イランイラン >
ラベンダーの優しい香りとイランイランの甘い香り、そしてベルガモットの爽やかな香りが重なり合い、心を落ち着かせてイライラを解消してくれます。
[4]癒し効果抜群!精油(エッセンシャルオイル)の使い方
ハンカチに染み込ませる
いつでもどこでも、すぐにアロマの香りを嗅ぎたい時には、ハンカチにアロマを染み込ませて、持ち歩くといいでしょう。仕事の合間でリフレッシュしたい時、大事な会議の前、通勤中に疲れた時など、ハンカチの香りを嗅ぐだけで気分がさっぱり、すっきりします。
他の道具を使用せず、精油だけですぐに試すことができるので、おすすめです。ただし、ハンカチに垂らすとシミになる場合もあるので、注意してくださいね。
マスクに染み込ませる
花粉症で辛い時や風邪がはやっている時などは、アレルギーの効果のあるアロマや清潔感のあるアロマをマスクに染み込ませましょう。
使用する精油の量は、極微量でつまようじに付けたものを、マスクの外側につける程度で問題ありません。マスクの内側につけると、精油の原液が肌の触れることになり、肌トラブルにつながる可能性があるので注意してください。
ティッシュに含ませる
家にあるティッシュに精油を1~2滴垂らすだけで、芳香浴を楽しむことができます。玄関先や机の上におくことで精油の香りが空気中を漂い、気分がリフレッシュできます。
また、精油を含ませたティッシュを枕元に置いておくことで、お気に入りの香りに包まれて眠ることもできます。
マグカップで香りを楽しむ
マグカップにお湯を入れ、その中に1~2滴精油を垂らすだけで芳香浴できるものです。お湯の温度は75度前後にしておくと、香りが立ちやすくなります。
精油の種類によっては、使用後マグカップを洗う時に匂いが落ちにくいものもあるので、普段使用しなくなったマグカップをアロマ専用として使うのもいいですね。
掃除の時に使用する
拭き掃除などを行う時に、アロマの香りを染み込ませたタオルを使用することで部屋中にアロマの香りが漂い、リラックスした気持ちになれます。
また、オレンジ・スィートの精油には、リモネンという脂汚れをおよす成分も入っていることから、爽やかな香りを感じながら部屋も綺麗になるなんて、一石二鳥ですね。
[5]心も体も癒してくれる!アロマのグッズ5選
アロマキャンドル
・アロマキャンドルライト
■公式サイト価格:4,104円
火を使用しない、電気式のアロマキャンドルで安心してできるものです。本物のキャンドルのようにLEDの灯りがゆらゆら揺れたり、息を吹きかけると火が消えたりします。使い方も直接エッセンシャルオイルを落とすだけなので簡単です。
コンパクトでスタイリッシュなデザインなので、リビングや寝室のインテリアにも最適です。
バスキャンドル
・ぷかぷか バスキャンドル ジャスミン
お風呂に浮かぶ、癒しのバスキャンドルです。お手頃価格なので、その日の気分に合わせて香りを選ぶことができます。お風呂にぷかぷかゆらゆら揺れる灯りと心地よい香りに癒されます。半身浴など行う時におすすめです。
アロマディフューザー
・【ラサーナ】アロマディフューザー 超音波タイプ
人気の高い、ラサーナのアロマディフューザーです。超音波の振動によって、繊細なアロマミスと吹き出し、部屋をアロマの香りに包みこんでくれます。作動音も静かなので、心地よくアロマの香りを楽しむことができます。
また、ルームライトも2段階に調整できてタイマーもセットできるので、就寝中にも安心して使用できます。
アロマライト
・アブリル
デザインが可愛い、アロマライトです。香水瓶のような、ゴージャスなアロマライトでお部屋を華やかにしてくれます。香水瓶のランプを点灯させて、蓋の部分であるガラストレイにお好みの精油を数滴落とすだけで、芳香浴を楽しむことができます。
ガラストレイの部分はコンパクトで取り外しもできるので、お手入れも簡単で清潔に長く使用することができます。
アロマストーン
・プルメリアプレート
狭い机の上にも置ける、コンパクトな花型のアロマストーンです。花の窪みに精油を2~3滴落とすだけで、アロマの香りを楽しめるというものです。
シンプルなデザインアなので、他のインテリアの邪魔をすることなく使用でき、いくつか並べておいても可愛いですよね。自然揮発なので、香りが優しく癒し効果も抜群です。
[6]アロマを使用する時の注意点
妊娠中はアロマを控えよう
癒し効果の高いアロマなので、妊娠中など使用しても問題ないと思いがちですが、精油には様々な作用があるため、あまりおすすめできません。
特に、ホルモンバランスを整える作用のあるものや生理不順の改善、生理を促す効果のあるものは注意が必要です。特に妊娠初期の場合には、まだ安定期に入っておらず母体も胎児も不安定です。
どうしても使用したい場合は、安全な精油を使用して芳香浴のみ行うようにしてください。妊娠中に使用を控えたい精油の種類はこちらです。
・生理を促して、生理不順を改善する効果のあるアロマ
ラベンダー、クラリセージ、シナモン・カッシア、サイプレス、ローズ、カモマイル・ローマン、ローズマリー
・生理を正常に起こす効果のあるアロマ
クラリセージ、アニス、フェンネル、スターアニス、セージ、ニアウリ
・分娩を促す効果のあるアロマ
ジャスミン、クローブ、シナモン、サイプレス、パルマローザ
・血圧の上昇に効果のあるアロマ
ペパーミント、アルベンシスミント
赤ちゃんに使用する場合は6カ月以降から
赤ちゃんにアロマを使用する場合には、6カ月以降で刺激の弱いアロマオイルなら使用できると言われています。アロマオイルには成分が凝縮されて入っているため、肌の弱い赤ちゃんにとっては、刺激が強すぎるのです。
6カ月以降で、ラベンダーやカモミールがおすすめです。しかし、身体に塗るのは控えてください。アロマオイルを使用する際は芳香浴ののみにして、使用する量も大人の半分にしましょう。
原液のまま使用しない
アロマオイルの原液は、とても濃度が高いのでそのまま使用してはいけません。効果が高くなるかも、と思ってアロマオイルを原液のまま肌につけてしまうと、肌荒れをおこしたり、身体に悪影響を及ぼしたりすることも考えられます。
アロマを加湿器には入れない
家にある加湿器にアロマを直接入れていけません。アロマの効果はなく、カビが発生したり、フィルターが詰まったりと故障の原因となることがあります。アロマ専用加湿器以外での使用は控えるようにしましょう。
[7]大切な人に「癒し」を贈ろう
精油は本当にさまざまな種類があります。香りだけでなく効果も考慮すると、どれがいいのかいろいろ迷ってしまいますよね。でも、初めてアロマを体験する時は、自分の一番気に入った香りを見つけてください。自分の好きな香りは心を落ち着かせてハッピーな気持ちになれます。
また、大切な友人へのプレゼントにアロマも最適です。アロマグッズなど日々使用できるものもいいですよね。1日の疲れを癒す、リラックスできるグッズを贈ってみてくださいね。
※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。